ブルゴーニュ地方のワイン
ボルドーワインと対照的な銘醸ワインの産地にブルゴーニュワインが有名です。
フランス東部に位置し、南北に細長く分布しています。最北端が、シャブリとなり、コート・ド・ニョイ、コート・ド・ボーヌ、シャロネーズ、マコネと続き、南がボジョレーとなります。
ブドウ種はピノノワール種、ボジョレー地区はガメイ種、シャブリ地区はシャルドネ種が使われます。
ブルゴーニュ地方ではボルドーと違って”シャトー”と言わない。ブルゴーニュは1つの畑を複数が所有していることが多いので、畑ごとに格付けされてます。

ブルゴーニュは複雑で覚えるのが大変。1つの畑に複数の作り手がありますから、作り手によって出来の良し悪しがあるようで、見極めなければなりません。まだブルゴーニュは初心者なのでご勘弁ください。

  Beaujolais Villages Nouveau ボジョレー地区 ビラージ村 
 ボジョレ・ビラージュ・ヌーボー
        LEROY (ルロア)   2003年 

2003年は100年ぶりの素晴らしいヌーボーが出来たといわれてるようです。霜害やヒョウなどのため、収穫量は例年より半分減少したがブドウの凝縮度は高い。更に日照時間は平年を大幅に上回り、猛暑のために、収穫は早まった。
赤い果実がふくよかに香り、口にふくむと滑らかで長い余韻がある。

せっかくなので、ルロアのボジュレーヌーボーを予約し、1人で飲むのはもったいないので数人を呼んでワインパーティーを開いた。
もちろんヌーボー定番のジョルジュ・デュブフも開栓済。。
いっったい100年前のヌーボーはどんなものだったのだろうか・・・。

      開栓2003年11月
  ガメイ



  Savigny-Les-Beaune コート・デュ・ボーヌ地区 サヴィニイ・レ・ボーヌ村 
 サヴィニイ・レ・ボーヌ
      JOSEPH DROUHIN(ジョフェス・ドルーアン)  2001年 おすすめ!!
サヴィニイ・レ・ボーヌって何処なんだろうと当初悩んだ。
コート・デュ・ボーヌ地区にあるマイナーな産地のようで、作り手も少ないが、値段がお手ごろな上とても良質なワインだ。酸と果実味はかろやかな感じですーっと入っていく。あとからタンニンがくる。
このワインも親睦旅行で開けたのでじっくり味わうことは出来なかったが、評判が良かった。
またゆっくり飲んでみたい。
      開栓2003年11月
  



  Beaujolais Villages Nouveau ボジョレー地区 ビラージ村 
 ボジョレ・ビラージュ・ヌーボー
        TAILLEVENT(タイユヴァン)2002年 ¥3,000  おすすめ!!
ブルゴーニュワインも久々に開栓。
前回掲載してから1年も経ってしまったようで今回もボジョレ・ヌーボーの報告になってしまいました。
今回はタイユヴァンのヌーボーです。タイユヴァンといえば、恵比寿ガーデンプレイス内のパン屋とレストランが有名だが、ワインを扱っていることは知りませんでした。
先日、エ○テカに久々に行ったときに店員さんに『ルロアのボジョレ・ヌーボーより出来が良いよ』と勧めれてました。
ルロアのボジョレ・ヌーボーを飲んだことは無いけど、そう言われると思わず試してみたくなる・・・。
口当たりが甘く感じ、口中で果実臭豊かに広がる。ヌーボーって途中で飽きるのだけど、さすがフランス3星レストランの所有するワインだけあって、今まで飲んだヌーボーの中ではとても良い印象だった。
      開栓2003年1月
  ガメイ



  Beaujolais Villages Nouveau ボジョレー地区 ビラージ村 
 ボジョレ・ビラージュ・ヌーボー
        LOUIS JADOT(ルイ・ジャド)2001年 ¥2,980
今年もボジョレ・ヌーボーの季節がやってきました。今年は解禁日に飲むチャンスを逃してしまい、1日遅れの開栓となってしまいました。今回飲んだものは、ルイ・ジャドのボジュレ・ヌーボー。
ルイ・ジャドが販売していたなんで知らなかった。
ボジョレ・ヌーボーなのに3000円するなんて・・・ちょっと高いかもしれません。
ボジョレ・ヌーボーは、ボジョレー地区で作られるガメイというぶどう種で作られる。ガメイはフレッシュで色鮮やか。ボジョレ・ヌーボはその年に収穫したぶどうをいち早く飲むことを目的としたワインで、その年のぶどうの評価をする。今年の出来も良いらしい。

フレッシュで美味しいです。ボジョレ・ヌーボーは買ったらなるべく早く飲みましょう。


2001年11月
ガメイ



  COTES DE BEAUNE-VILLAGES コート・デュ・ボーヌ地区 
 コート・デュ・ボーヌ ヴィラージ
 AOC
    LOUIS JADOT(ルイ・ジャド) 98年¥2,480
こちらも、ルイ・ジャドのワイン。ちょっとランクを上げて、ブルゴーニュ地方の中にあるコート・デユ・ボーヌ地区のものを購入。
96年ものでしたが、色は透明度が高くてやや褐色。香りは顕在。
こちらもなかなか良い出来です。3〜5000円するブルゴーニュワインと同等クラスに感じるのですが・・・・。あ、でもルロアのワインは今のところ一番いいかも。ルロアは別格扱いだ。
ピノノワール



  BOURGOGNE       ブルゴーニュ地方
 ブルゴーニュ  
AOC      LOUIS JADOT(ルイ・ジャド) 
98年¥1,800
ブルゴーニュ3大ネゴシアン(ワイン商)の1つ、ルイ・ジャドです。よく見かけるワインですよね。
色は透明度が高くて綺麗な色。香りもいい。ブルゴーニュって感じできっちりしてます。値段もまあまあ手頃なんではないでしょうか?
ブルゴーニュの入門にお勧めかも。
お好み焼きにはあまり合いません。パスタ系に合わしてみては・・・。
ピノノワール



  GEREY-CHAMBERTIN   コート・デュ・ニョイ地区 ジュブレシャンベルタン村
 ジュブレ・シャンベルタン
 AOC  Octave CREMIEUX  
97年¥1,990  安くてとてもおすすめ!!
ジュブレ・シャンベルタンでこの値段は安いです。
ここは
Octave CREMIEUX(オクターブ・クレミュー)というあまり聞いたことがないネゴシアンですが、
2つ下に掲載したオー・コート・デュ・ニュイも同じネゴシアンでしたから。丁寧に作られているのではないでしょうか・・。できがよいと思います。
ピノノワール



  GEREY-CHAMBERTIN コート・デュ・ニョイ地区 ジュブレシャンベルタン村
 ジュブレ・シャンベルタン
 
AOC  CONFURON-COTETDOT(コンティド・コンフュロン)  98年¥3,980
ワインストックの中からジュブレ・シャンベルタンを初めてあけました。
ジュブレ・シャンベルタン村のワインは、平凡なクラスでも4〜7000円します。ももパパは庶民ですのでいつも買えるものじゃありません。普段はあまり手を出せないところです。
ここのワイン(コンティド・コンフュロン)はまあまあ見かけるラベルです。
初めて挑戦したジュブレシャンベルタンでしたが、香り高いもののまだピノの若い感じが強かった。(ちょっとすっぱい系)。
ピノノワール



  HAUTES COTES DE NUITS オー・コート・デュ・ニョイ地区
 オー・コート・デュ・ニョイ
 
AOC  Octave CREMIEUX   97年 ¥1,090  安くてとてもおすすめ!!
コート・デュ・ニョイ地区の安いワインです。
値段が安く、味もそれなりかとあまり期待してなかったのですが、
かなりいけます。ルロアとまではいえませんが、口当たりが良く、酸味も程よい。
おもしろかったのは、コルクの周りに白い結晶(砂糖のようなざらざらしたもの)がついてました。
偶然だろうと思ってたのですが、今回もまた白い結晶が付着。
見た目、異物に見えるけどまったく問題ないようです。
おいしさの秘密に白い結晶が関係してるにかな・・・。

ピノノワール



  BOURGOGNE ブルゴーニュ地方 
 ブルゴーニュ  
AOC  
LEROY (ルロア)
   96年 ¥4,800  高いけど、とてもおすすめ!!
憧れのルロアをとうとうゲット!
こちらもブルゴーニュ3大ネゴシアン(ワイン商)の1つ、ルロアのブルゴーニュを買いました。
ルロワと言えば、世界的にその名を知られ、別格扱いされるハイレベルの造り手です。ルロワを支えるのは、信念の人ラルー・ビーズ=ルロワ夫人(マダム・ルロワ)。ルロワのワインにはドメーヌもの(自社畑)とネゴシアンものの2つがあります
今回買ったブルゴーニュ・ルージュはネゴシアンものの一番安いワインですが、それでも4800円ととても高価です。口当たりは一瞬甘く感じ、、口中にピノノワールの香りが広がる。酸味がきつくなく心地良い。
ラベルの絵柄がかっこいいしルロアのロゴも好き。
最近まで近所では置いてなかったのですが、やっと行き着けのワインショップに置かれるようになった。


ピノノワール



  CHABLIS   シャブリ地区 
 シャブリ 
  Louis Latour(ルイ・ラトゥール)   99年   ¥2,200  おすすめ!!


ブルゴーニュ3大ネゴシアン(ワイン商)の1つ、ルイ・ラトゥールのシャブリを買いました。
シャブリは何度か飲んだけど、さすが、ルイ・ラトゥール!!繊細な出来です。
あっと言う間に1本空けてしまい、もう1本飲みたい気分になってしまいました。そんなに悪酔いもしなかったし・・・。
3大ネゴシアンだけあって、格付けのない安いワインでも2200円するけど価値ある逸品。
ピノノワール



  Nuits-Saint-Georges コート・ド・ニョイ地区 ニョイ・サン・ジュルジュ
 
ニョイ・サン・ジュルジュ 
COTTIN FRERES(コタン・フィレ)   98年¥2,200  おすすめ!!
話題になったカルフール(フランスのスーパーマーケット)が日本に進出してきましたが、このワインはカルフールで買いました。
ネゴシアン名(コタン・フィレ)はあまり聞いたこと無いですが、ニョイ・サン・ジュルジュが2000円代で買えるなんて安いと思います。値段が安いのであまり期待しなかったのですが、期待以上の美味しさでした。
また買いに行こうと思います^^
ピノノワール



  BOURGOGNE PINOT NOIR   ブルゴーニュ地方 
 ブルゴーニュ・ピノノワール 
AOC  ブルゴーニュ地方ジャン・リュック・ジョワイヨ   98年¥1,800


色は明るいルビー、チェリーの果実の香りが充実し、開きはじめたばかりだがバランスのよさそうな香り。
酸はほどよく細かいタンニンも覆われる。ふくよかで心地よい。
ピノノワール



 Chambolle Musigny  コート・ド・ニョイ地区 シャンポール・ミュージニー村
 シャンポール・ミュージニー
 プルミエ・クリュ  ドメーヌ・ベルナール・アミオ  96年¥4、900



シャンポール・ミュージニーは、ブリュゴーニュの北、コート・ド・ニュイ地区に位置し、他にジュブレ・シャンベルタン村やボーヌ・ロマネ村もあり、有数の銘醸ワインの産地です。中でもシャンポール・ミュージニーは料理人を悩ませるくらい合わせるのが難しいと紹介されてました。確かに料理に合わせにくかった。、キノコ類が一番合ってたと思います。
口当たりはすごく軽いんだけど、すごく繊細で口中に広がっていく。
主にピノノワール



 Chambolle Musigny  コート・ド・ニョイ地区 シャンポール・ミュージニー村
 シャンポール・ミュージニー
   ジョゼフ・フェヴレイ    96年¥4、500


同じく、フェヴレイのシャンポール・ミュージニー。
けっこう出まわってる作り手のやつなので見た事あるラベルですね。
口当たりは軽く繊細で口中に広がっていく。
これを飲んだあとは、濃厚系のボルドーやチリが癖が強く出て美味しく飲めなくなった。それほどシャンポール・ミュージミーは繊細な作りなんでしょうか・・・。
主にピノノワール



 Beaujolais Villages Nouveau  ボジョレー地区 ビラージ村
 ボジョレ・ビラージュ・ヌーボー
   ジョルジュ・デュブッフ  2000年  \2、480  おすすめ!!


ボジョレー地区といえば、ボジョレ・ヌーボを知らない人はいないはず・・。
ボジョレー地区で作られるワインはガメイというぶどう種で作られる。ガメイはフレッシュで色鮮やか。ただ熟成には向いていないのでライトボディー(1〜2年で飲む)が主体です。
中でもボジョレ・ヌーボはその年に収穫したぶどうをいち早く飲むことを目的としたワインで、その年のぶどうの評価をするのでしょう。
冒頭に挙げたとおり、作り手が複数ありますので、ボジョレ・ヌーボーも沢山のラベルが店頭に並びます。その中で
花柄ラベルのジョルジュ・デュブッフが有名。
フレッシュで美味しいです。もうそろそろ味が落ちます。なるべく早く飲みましょう。
ガメイ100%