<<ここを読まれる方へ>>
私が本等で調べたものを自己流にまとめたものです。間違った解釈もあるかもしれません。
ご了承ねがいます。
間違えてる箇所の指摘がありましたら指摘をお願いいたします。

感染症について
咲はウイルスによる感染症「PBFD−嘴と羽毛病」です。
で、感染症って何?って思いました。
ウイルス感染
1.鳥ポックス(ボタンインコポックスウイルス、ボウシインコポックスウイルス、セキセイインコポックスウイルス)
2.PBFD(サーコウイルス)
3.ポリオ−マウイルス
4.パピロ−マウイルス
5.PDD(S)−前胃拡張症候群、腺胃弛緩症
6.ヘルペスウイルス他
その他感染
1.サルモネラ
2.クラミジア(オウム病)
3.エルニシア
4.マイコバクテリウム
5.トリコモナス
6.カンジダ他
など、人畜共通感染症となるものも含んでいます。
人畜共通感染症に興味のある方は「北里研究所」へ

ウイルスって何?
ウイルス(virus)−ラテン語で「毒」
・ウイルスとは、直径0.3μmよりも小さい穴を通過でき、ホストに感染する能力をもつ"何か"
・サイズは20〜40nm(nmは10万分の1mm)
・遺伝子とたんぱく質から出来てる
・30億年以上前から存在
活動
1.生物の細胞に勝手に入り込む
2.ホスト細胞のたんぱく質合成システム、代謝システムを乗っ取る
3.自分に必要なたんぱく質を合成させる

感染ルート
ウイルスによって感染経路が違う
・経口
・血液
・飛沫
・性交等 手段は様々
潜入
・まるで栄養かホルモンのように装う
 (だまして入る!)

感染
住み心地の良い臓器「標的臓器」に取り付く
・ウイルスごとに標的臓器は違う
・住処として増殖を始める
・DNAのみのコピーが臓器に取り付き、たんぱく質を合成させ、
 コピーがタンパク質を身にまとう(ウイルスの子孫完成)
・子孫達はホストから外に出る(新たな感染対象を探す)
症状
・無症状〜死
増殖による疾病の症状
1.標的臓器に取り付いた場合
  ホストの細胞の成長や増殖を妨げるため生命活動に支障をきたす
2.DNAに入り込む
  細胞のガン化
3.免疫システムの破壊
  敵である抗体を弱体化させる
等の症状が出る。


雑学・・・・ウイルスは生命の進化の過程において捨てられたDNAだという説があります。
  DNAに入り込み乗っ取る事が出来るのは同じ生命体だった証拠の説。

 なんとなく、なるほどって考えました


PBFD(クルマサカの慢性の症状)へ
PBFD(Psittacine Beak and Feather Disease) の原因・
サーコウイルス(circovirus)について
【ウイルスの形状と特性】
・結晶状,渦巻き状,半円形状または同心円状配列を示す正二十面体で
 DNAとタンパク質jから構成、直径15〜20nmのエンベローブ(身を包むコート)を持たない種類
・ウイルスの中でも小型種(小型には凶暴な種類が多い)
・進行パターンは迅急性、急性、慢性の症状が出る(慢性の症状・・比較的慢性は少ないらしい)
・標的臓器は肝臓(肝臓は羽根と嘴を作る器官)
【感染ルート】
・給餌器具
・糞、脂粉・唾液など   
・空気感染します(でもウイルスは自分じゃ飛べないよ)
【対象】
・出世時〜生後3年以内に圧倒時多し
・メスに多い(オスも罹ります)
【治療方法】
・なし
・ワクチンはアメリカ等にあり(現在日本では入手不可)、発症した場合効果なし

お待たせしました、見てみる?
最初の疑い(2000年6月) 冠羽が少ない
全体の羽毛が少ない(保温に必要な綿毛)
脂粉が出ない
次の疑い(2000年7月〜) 羽根に艶がない
羽根が生えてこない
(この間の病院の検査に異常はなし)
次々〜(2000年10月〜) 翼の内側にハゲができる
翼の外側にハゲができる
次々〜(2000年11月〜) 風切り羽根がうねる
嘴の延長、不咬合
クチバシの症状
不咬合
(2001年2月〜)
撮影:2001年3月
撮影:2001年4月
撮影:2001年5月
瘤のような盛り上がり
病院でカットしました
(2001年5月15日〜30日)
撮影:2001年5月23日
短くカット
下嘴は完全に生成ストップ
(ウイルスが嘴に取り付いたため)
撮影:2001年5月30日
羽根の症状
(お迎え時〜)
冠羽が少ない
撮影:2000年11月くらい?
ハゲができる
(2000年9月〜)
撮影:2001年4月
隠れハゲ
(2000年9月〜)
撮影:2001年5月23日
うねる
(2000年11月〜)
撮影2001年5月
徐々に尾羽の消失
(2000年9月〜2001年5月5日)
5日の診察中に完全に消失
撮影:2001年5月
その他の症状
副鼻腔炎になる
鼻の周りがはげる
(2001年1月〜)
撮影:2001年5月
鼻の細胞(ケラチン)が死滅
左−死滅した細胞
右−死滅細胞が乾燥したもの
(乾燥したものが口の中で
こびりついてます)
(2001年4月〜)


理由としてはビタミンA欠乏症
(栄養の吸収が出来無くなっている)

通常鼻くそと言ってます(^^;;
撮影:2001年5月
血液の凝固つき落ちた羽根
(いいとこまで育っても落ちる)
全く育たない羽根
(オブラート付きのまま落ちる)
根元がやせてる
ねじれて育つ
(お迎え時〜)


剥がれたクチバシの一部
写真右−爪のようなもの

採取日:2000年6月〜2001年3月
ウチで行ってる対策は?
・他の鳥から離して別室へ移す(すでに他の子達には抗体があると思われるが、新入りがいるため隔離)

<保温>
 部屋の温度は25度〜30度に
 冬場はアイリスの3面ペットヒータ使用
 手作りアクリルカバーで保温と脂粉飛散防止

<消毒薬と掃除>
 消毒薬は「ビルコンS」使用
 毎日ケージの拭き掃除
 給餌器具とおもちゃは清潔に保つ
 部屋専用排気ゼロの掃除機用意
 ジョイントカーペットを敷く(部分取替え可能だから)

<食事内容とお薬と補助食品>
 主食−ハリソンのペレット
 薬−病院の処方箋は症状によって変更してます(内容は問い合わせ済)
 野菜−5種類用意(嘴がダメになってからは絞り汁又は細かい微塵切り)
 補助食品−・「エキナシア&ゴールデンシール」
         2001年7月〜使用してません
        ・「プロテイン」
         最初の頃のみ使用
        ・「クロレラ」又は「スピルリナ」の粉末
         2001年6月〜スピルリナで統一
        ・「MSMパウダー」(入手先 アズミラ ホリスティックアニマルケア)
        (詳しい方から毛引き薬として紹介されたWelcome to the Featherpicking Website)
        ・「シーシュープリーム」
         最初の頃のみ使用
        (入手先 アズミラ ホリスティックアニマルケア)
        ・「NBG」(ノルウェーベータグルガン)−パン酵母殻(入手先−中島水産)

<環境>
 アロマテラピー(アロマライトを使用、コンセントに差込む型)
 精油−なるべくユーカリが配合されているものを使用(精油もどきは使用しません)
 退屈防止に日中は音楽をかける
お疲れ様、ちょっと和んで見る?

甘えるの大好き☆

お野菜食べれないから、スポイトで野菜ジュースを飲ましてね♪

つまみ食いはスリル満点!

闘病へ