▽▼▽ PBFD発覚からの看護記録 (2) ▽▼▽ 2001年7月〜10月         前ページ
2001/07/04(水)  もしかして
咲ちんは何となくお薬の効果が出てきてるような気がする。
羽根が根付かないけど生えてき始めたし、口の中も今のとこ収まってる。
このまま回復してくれれば言う事ないけどなぁ。
ただ・・・クチバシにキリで開けたような穴が出来たのは心配。

暗闇作戦はどうも投薬してるのが私とバレバレの様子。
今までは威嚇しまくっていたダンナに擦り寄ってるし、
私が電気を消し行くと気配を察して後ずさりしてる。
まだ私の事嫌がってないけどいずれは嫌われるかも(泣)
でもいいのだっ、良くなってくれれば!と自分に言い聞かせてるけど
今まで馴れてる子が離れていくのは寂しい・・・・。
悲観ばかりせずに頑張らなくっちゃね。

2001/07/06(金)  投薬回数が減った
今日も南小岩の病院だった。
郵送でお薬を送付のお約束だったけど、届かないので行ってきた。
行けば超音波の治療を受けさせて下さるので足を運ぶ価値はあるかな。
食事の話しでペレットの話しを前回診療時にお話したけど、犬猫中心
なのでご存知ないようだった。
でも、前回研修にみえていた鳥の専門医にペレットのお話を聞いていた
様子でした。
この間はペレットの成分表FAXして、今回は物を持参したのになぁ。
どうも食生活でのビタミンBの吸収を気にしていました。
違う病院だとビタミンCとAなんだけど・・・。
まぁ鳥はビタミンCは自分作れるけどね。
病気したら消費するから与えなくちゃいけないんだけど。
今日から投薬の回数がちょっと減ったのが嬉しい。

2001/07/07(土)  お気にりパーチ
以前海外通販でミネラルパーチ(石)を購入して咲ちんに使用していた。
簡単水洗いでいいはずなんだけど、咲ちんはねばねばした分泌液を
吐くので念入りに洗う。
が、なんとその石は貼ってるだけだったことが判明。
ゴシゴシ洗うとヒビが入って今にも剥がれそう・・・(泣)
このパーチはマンザニータじゃ滑り落ちるので咲ちんのお気に入り
なのだ。

2001/07/17(火)  インターフェロン
咲ちんにインターフェロンを投与することになった。
インターフェロンは本当は毎日が良いらしいけど、治療費捻出しなくちゃ
いけないしパート勤めは辞めれない。
毎日だったら点眼式での投薬ならやります!と希望したけど、飲んでも効かないの
一言で終わった。なので週一で注射の投与になった。
前の説明では小動物では効き目があるとの事だけど、鳥類にはどのくらい効くのか
不明との事。
とりあえず副作用の心配はそれほどないようなので決断してみた。
診察はクチバシも再生してる様子があるという事でいい感じ。
体重も280→294にUPした。
インターフェロンの投与も終わって会計待ってると、PBFDの患者さんを
初めてみかけた。
セキセイちゃんでした。
飼い主さんがうつむいてるので話かけれなかった。
私も最初の頃は暗〜い表情で待ち合い室でいたっけなぁ。
な〜んて考えていたら、急に呼ばれてなんだろうと思うと、
「ちょっと・・・・、心配なのが糞便から出てますね。メガバクテリアぽいのがぁ・・」
ぽい?ぽい?て・・・なに????
似てるけど違うものぽいらしい、思わず「勘弁してくださいよぉ」と呟いてしまった。
せっかく良い感じだったのにぃ、どうしても順調にはいかないらしい。

2001/07/19(木)  適量
メガバクテリアかもしれないとの先生の説明が不安になってる。
ちょっと気になったのは「NBG」、これはパン酵母からできている。
もしや酵母菌?と思わず販売元の会社へ電話した。
Q、パン酵母殻というのは生き物?
A、生きてません、あくまで抽出したもの
そっか・・・栄養分しかないのかぁ・・・。
担当者からは逆に質問されたので答えると注意されてしまった。
なんと副作用がないというので与えていたのけど、与えすぎだった。
そんなにあげたらお腹がゆるくなるし、腸に刺激を与えすぎだと・・・。
とても丁寧な方で適量と他のアドバイスもしてくださった。
私が量を間違えていた事がわかって良かった。

2001/07/25(水)  怪奇現象?
よりによって一番豪雨とカミナリのヒドイ時間に車の運転になってしまった。
サンデードライバーよりもハンドル握る機会が少ない私なのにぃ(泣)
1時間15分程の道のりが遠い遠い・・・
いつもよりも渋滞していた事あって2時間近くかかってしまった。
一体どこに力入れていたんだか、オートマなのに足が攣りそうに痛かった。

心配していたメガバクはキレイにいなくなってしまったそう。
なーんだ、前回少なかったんじゃ?と質問したら、
うじゃうじゃいたらしい。
セキセイ触った?と聞かれたけど、身に覚えもないですぅ。
ペットショップにも最近近寄ってないのにぃ。
夏の怪奇現象だ!

2001/07/27(金)   価格差
2ヶ所病院へ行ってると価格差を感じるかなぁ。
片方は犬猫が中心だしあまり普及してない治療だし、価格設定高めかも(泣)
最初は専門ではないから、咲ちんの病気の事を詳しくはご存知なかった。
でも、この間診察に伺うとPBFD(資料はPCDになっていた)のてんこもりの
資料を持って診てくださった。
近くにある鳥の専門病院の先生とも親しいご様子だし、縦横の繋がりを感じるので
きっと大丈夫かなぁ。
一応セキセイやオカメも来てるの見た事あるので、ビルコンSは持参してる。

鼻のあたりに生えてる毛というのか?
細っこい糸のような毛が先生によると増えたね〜って事なんだけど・・・
全然わかんない(^^;;
毎日見てるからじゃない?って事だけど、う〜んう〜ん。。。。
先生は写真撮っとくといいわよ〜って、撮ってるけどぉ、そんな細い毛
写んないですぅ(泣)

2001/07/28(土)  久々の水浴び
桃に水浴びさせてあげた。
しょっちゅうさせてるけど。
咲ちんも以前は水浴びさせていたけど、水浴びさせてるとぐっちょり
するし、それがきっかけで体調崩したこともあって全然させてなかった。
それから嫌がっていたし・・・・。
昨日病院の先生にちょっとさせて欲しいと言われて、
こんな状態なのに良いのか?と疑問に思ったけど、
何ヶ月かぶりに意をけっして水浴びさせてあげた。
霧吹きでそーっとシュッシュー。
はっ!とした感じでもう大喜び☆
でも自分で毛繕いできないし、肌は露出してるし、はじかないしで、
あまりかけてあげることは出来なかった。
ほんの少しなのに浸透してしまってるのでドライヤーかけてあげた。
怖がって肩にしがみついてるくせに翼を広げるもんだから、顔に翼があたって邪魔。
すっごく喜んでいたし、またちょっとだけなら水浴びも刺激になっていいのかなぁ。

2001/07/30(月)  演技
なぜだか分からないけど、咲ちんは止まり木から降りてゲージの底で過ごしてる。
しんどいの?と聞くとミーミー鳴きながら寄ってきて、結局は元気^^;;
心配させるフリでも覚えたのかな?

おそらくホメオパシーが効いてるのか症状に大きな変化はなし。
けっして良くはならずに現状維持してる感じ。
体力面ではUPした気がしたけど、羽根は多少悪くなってる。
2001/08/02(木)  毛包
咲ちんの頭部に今度がコブができてた。
診察によると、副鼻腔炎の膿が溜まったものか羽根がもぐったまま育って
しまった毛包というものらしい。
酷くなると切開して膿を取り出すとの事。
あはっ・・・なんだか一難去ってまた一難すか
とりあえず様子見って事。

私が、あの〜・・聞いてもいいですか?と口に出すと先生は一発大きなくしゃみ(--;;
健康食品について聞こうって思ったのに、先に怪しい話だと気づかれたか?

2001/08/11(土)  叱られた
午前はホメオパの病院へ行ってきた。
病院はいいけど、ここに来る患者さんはちょっと苦手。。。
猫も犬もみんな放し飼いで知らんふり、以前犬飼っていたけどその時に
通っていた病院では最低でもみんなリードつけていたから、どうも馴れない。
でも、犬猫中心の病院ってそんなもの??
診察中にインターフェロンの話をしたら怒られた。
夜のホメオパ薬と相性の悪いとの事。
そんなぁ・・・良かれと思って決断したのに。
延々と説教されたけど最後に「良いと思って決めたことだからしょうがいないわね」と仰ってくださったけど・・・怖かった(泣)

2001/08/15(水)  コブ鳥(取り)
横浜の病院の診察の日。
お盆もあってか道路は空き空きで早めに着いてしまった。
お盆も病院は開いてるのね・・・と思ってしまった。
咲ちんはあまり病状に変化もないので注射以外特にない。
頭にできたコブを切って膿を出してもらったくらいかな。
あ、体重は298グラムだった。
ウチの料理用のスケールではオカメは量れても、桃と咲はちょっと不安なので
まめにとってない。
どうしても病院で量ってもらってしまう。
もっと良いの買おうかなぁ・・・・高いかなぁ・・・・

2001/08/17(金)  発情か?
咲ちんは最近、止まり木から降りて過ごす、暗い場所を探す行動が出始めた。
もしや発情???
やばいよ、発情させるなって言われてるのにぃ。
以前違う鳥の病院の先生にたまたま話す機会があったときに、発情すると
大人の免疫システムできるかも知れない。でも期待しちゃだめって言われた事
あるんだけど・・・・・
でも、発情はやっぱり良くない気がする。

2001/08/21(火)  若齢ハゲ
咲ちんはますますハゲの範囲が広がってきた。
もともと神経過敏な子なのに更に輪をかけて過敏になってきた。
鼻の側の嘴が色は変色してる。
う〜ん。。。。

2001/08/22(水)  いよいよ病状進行か?
とうとうガタがきたかなぁ・・・
台風がやってきた。
咲ちんの診察日には荒天候が多い気がするけど、たいした事はなかった。

なんとなくこのまま回復かなぁ〜って期待していたのだけど、
ビタミンA欠乏症、クチバシの異常が出てきた。
ここ二ヶ月くらい順調だったけどなぁ。
硬いの食べれる?と聞かれたのでペレットは食べてると答えると
食べてれてるのかぁ・・・やっぱりね摂取量減ってると感じてたけど。

今日は久々に健康食品について聞いてみた。
INFを誘発する食品は?の答えはキノコ、知ってるってばぁ!
生のシイタケはOK?良いけど量がいるよ2個、食べるわけないじゃん。
やっぱりアガリクスかメシマコブ?、データは出てるけどねぇ・・・・、
漢方薬局も動物向きのデータは怪しいよと説明くれたっけ。
じゃぁポリフェノールは与えても大丈夫?は良いよ。
何故ポリフェ?と聞かれたので活性酸素の除去と答えたら、
4、5年前にPBFDにグレープフルーツ療法を取り入れようとした先生が
いたよって・・・で、どうなったかは不明らしい。
ついでだったのでタンポポやらハーブやら突っ込んで聞いておいた。
どれか効いて光が見えると良いですねと優しいお言葉頂いたのに、
地雷を踏むかもと返してしまった・・・・何故かウケた。

診察:口内炎発見、ビタミンA欠乏症、クチバシの異常、糞正常、INF投与、
    抗生剤投与

2001/08/27(月)  落毛・・・
今朝から咲ちんの様子が変だった。
呼び鳴きとも違う、今まで数えるくらいしか聞いたことがない
不安にさせる悲鳴のような声で鳴く、気になってしまった事と頭痛が治らないので
ついでに会社を休む。
会社の帰りに行こうと思っていた南小岩の病院へ早めに行った。
咲ちんは負担を考えお留守番。
ここは患者さんは少ないけど、ホメオパシーの処方で時間がかかる。
結局2〜3時間コースを覚悟しなくていけない。
通院時間も含めると6時間。

処方内容:ホメオパシー薬4種、フラワーエッセンス、
       浸透性の羽根と皮膚の薬(ノンオイル)

ここ最近、羽根の落ちる数が半端じゃない。
毎日20枚くらい、今日は40枚。
う〜ん。。。。

とうとうバランスが崩れたか、病状は進行し始める。
2001/09/01(土) 換羽終了?
咲ちんの羽の落ちる数が減った。
ということは・・・・換羽終了か?
筆毛はツンツンすごい勢いで生えている。
でもって、ほとんど立ち枯れてるんだけどぉ。
なんでもいいから1本くらい育ってよぉ・・・(泣)
残ってるトサカ2本の内1本が折れてる。
取れてしまうのも時間の問題かな。
只でさえ触覚みたいで虫みたいなのに、1本になったら角か?

2001/09/05(水)  精神安定か不衛生か?
あ〜今日は派手な事故のせいで渋滞に巻き込まれてしまった。
病院の指定時間より10分遅れて到着。
何か変化は?と聞かれたので羽根5枚、大きい羽根2枚が落ちたと伝えたら、
また数えてるの?と・・・記録取ってますと答えてる。
精神衛生上悪いんでは?・・・って(笑)
逆なんですねー、私の精神安定なのだ、言わなかったけど。

診察:INF、口掃除、口内炎へINF、糞便検査、

2001/09/06(木)  甘え鳴き
咲ちんが妙に甘えた鳴きをする。
この鳴き声にわたしゃ弱いのよ・・・
会社も休みたくなる(笑)

昔飼っていた文鳥がいつも口に突進してきては
ラブゲロのプレゼントくれてたっけ。
咲ちんがやたら口にクチバシ寄せてくるんだけど・・・
まさか、私に発情か?
無視すると耳の穴・・・・

筆毛をほぐしてあげるけど、プツっと抜けてしまう。
先生にも抜けるんですが・・って話したけど、止めた方がって言われてしまった。
でも、やっぱり気になるんですが(笑)

2001/09/08(土)  ハイポテンシー
先日大袋のペレットを購入した。
後日同じメーカーの違うタイプの小袋を購入した。
が、このペレット小袋のくせに大袋と値段が一緒なのだ。
で、食べてくれるなら文句は言わない。
だって全然食べないよ・・・・
ハリソンのハイポテンシー、無理して購入するんじゃなかった(泣)

2001/09/11(火)  クチバシの病状進行
昨日、咲ちんの病院へ行った。
台風の影響が少なくて良かったぁ。
口の掃除してもらったらクチバシが剥がれた。
剥がれたとこから肉が見えるんですが・・・。
それでもまだましな方らしい。
クチバシすらジュクジュクになる子が多いそうなので。
それになんとか食欲はあるのが救いかな。
クチバシが減っても身体が適応すればまだいけるらしい。

2001/09/16(日)  お夜食
咲ちんが食事中はなるべくその場を離れない。
離れて食事の量が減るのが怖いから。
毎日夜の食事も付き合ってるのに、彼女は深夜に夜食してる。
カバーもかけて暗いのに・・・・
深夜にペレットをこぼす音が響いてるのはちょっと怖いんですが(笑)

2001/09/19(水)  10%増量
咲ちんを病院に連れていっていつもの診察。
体重は先週300越していたのが280くらいに落ち込み。
仕方ないか、どう考えても口の中の状態が良くないし。
クチバシもはがれ放題だもんね。
たんぱく質を10%くらい増やした食事してと言われた。
特にフルーツねって仰られてもね、一切受けつけないし。
ジュースにしても飲む量極少。
栄養成分表見ながらねって、う〜ん。。。。

2001/09/20(木)  偏食
食品成分表の本を買った。
数値ばかりでつまんない。

さ〜て、鳥達に人参あげてから成分表でも開こうかな・・・・
10%増量かぁ、やっぱ枝豆かしらん。
昨日の話だと豆がぁ〜って事だったしね。
枝豆は確認済みなので他の物を探さなくては。
咲ちんが偏食じゃなかったらなぁ。

2001/09/22(土)  ペットヒーター
夏でも涼しい咲ちん部屋。
とうとう冷えるようになってきた。
さっき室温22度・・・・ペットヒーターのスイッチONした。

2001/09/28(金)  ナチュラルハイ
ギックリの次に熱が出、がんばって咲ちんの診察へは行って自分がダウンした。
診察はINFはとっくに効果が見えない事に気付いていたので、
注射の中止を申し入れようと思ったけど、担当医に抗生剤も入れてるからぁ・・と
言われたので続ける事にした。
食事について話していたら、口の中が痛くて食事が取れないのでしょうとの説明で
「痛み止め来週から投与しますか?でも効かないんですよね」の一言に私は
「効かない効かないそんなのばっかり」と感情の臨界点越えて笑ってしまった。
どうも熱があったのでナチュラルハイで壊れてしまった自分がいた。

2001/09/30(日)  嫌われたか・・・
前々回の診察前に咲ちんが気配を察しケージから出てこなかった時に
無理やり出して連れてった。
それからどうも私に対し怒ってるなぁ〜とは思っていたが、とうとう
先日から手を出しても乗らなくなった。
変な子で手を見せると威嚇するくせに放っておくと乗ってくる。
肩はまだ好きのようでなんとしてもよじ登ってくるので必要以上に構わない
事にしよう。
もしかして食事が不自由でお腹が空いてる筈なのでイライラもあるかも。
シードもその他も食べないし・・・ペレットには執着してるけど。
フンの大きさは小さいし量は少な目。
甘えた鳴きが変った・・・変な鳴き方。
はっきり言って耳障り。
素直じゃない咲ちんは鳴き声に誘われて私から近づくとフンフン(怒)するのに、
構わないとまた鳴く・・・・まったくぅ。

いよいよ目の前に「死」の文字がちらつきはじめる。
2001/10/01(月)  強制給餌
今日は残業になったので咲ちんの事考えるとヒヤヒヤした。
帰宅してすぐに出したけどお腹が空いてイライラしてる様子なので
無理やり強制給仕したけどなかなかうまくいかなかった。
多少は入ったのか見た感じ落ち着いた様子。
空腹感が収まってれば良いけどなぁ。

2001/10/02(火)  良いムードだったのに
昨日無理やり食べさせたから今朝のフンはまぁまぁだった。
出勤前にも強制給餌したけど時間がなくて少量しか与えれなかった。
見てると帰宅してからはフンが出てない。
せっかく今日は良い感じで咲ちんとラブラブモードだったのに、
さっき強制給餌したらまた手を見て怒ってるよ。
あ〜あ・・がっくり。

2001/10/03(水)  肝硬変
シリンジで無理やり食事をクチバシへ突っ込んでいたけど飲み込まない。
それでも少量は入っていたのか、今朝も生きてた。ほっ。
今朝も無理やり食事させた。
咲ちんの診察日だったのでなんとかフンが出て欲しかったし。

診察室に入るといつもの「どうですか?」の質問。
「悪くなる方へ加速ついてます」と答えた。
とりあえずは肉付きはまだあるとの事。
フンは黄色くなってるので肝臓が悪くなってるとの事で、食事を取らない
飲み込まないのは食欲がないからでしょうだった。
「強制給餌の方法ですが・・・」やっぱりそうきたか。
教えて頂くしかないでしょう。
「誰か手伝ってもらえるの?」そんなわけないでしょう私が一人でやるのよ!
シリンジになっがいチューブ付けてチューっとそのうまで入れる。
気道に入ると一発アウトだから結構緊張。
先生が1回見本でやってくれたけど自分でやると結構緊張。
気道に入ると声が出ないと説明があったのでウガウガ鳴いてるのを確認しつつ
思いっきって入れてしまう。
意外に一人でも出来ると判って安心安心。
でもこれを1日3回はキツイなぁ・・・
ますます嫌われちゃうじゃん。
4時間ごとくらいでも良い?って聞くと、そのうの様子見ながらねって、
といことは?そのう次第で早朝、深夜も有りって事だって。
めまいが・・・

今日は久々にPBFDセキセイちゃんの飼い主さんと会った。
鳥飼いは他のペット愛好者と違って会話に飢えてると話して大笑い。
笑い疲れて帰った。

2001/10/04(木)  こ、これは?
咲ちんの強制給餌は昨夜の3回目が抵抗激しく手がリキんでしまった。
何やら指に・・・うっ何こ、これ?咲ちんの顔みるとそこには
下クチバシが無かった。
ひゃぁ〜〜クチバシがぁ!
せっかく担当医がクチバシが剥がれないように丁寧にクチバシ掃除してくれたのに、
私が不注意で剥してしまった。
もう泣けてきたよ。
ついでに自分の歯の詰め物も取れてしまい、飲みこんでしまった。

今日からはケージから出ると強制給餌があると覚えてしまったのかケージから
出てこなくなった。
覚え早過ぎ・・・とほほほ。

さっき2回目の給餌したら体重が1回目より減った。
増やしましょうって言われてるのに減ってどうする!
ちなみに体重は245グラム。

2001/10/05(金)  足乗りインコ
睡眠不足に極端に弱い私、最近寝るのが夜1時〜2時。
頭がクラクラするのは睡眠不足か栄養不足か?
う〜ん。。。どっちもかな。
それと運動不足も深刻かも。

咲ちんの部屋を常時25℃設定にすることにした。
その部屋入るとなんか眠くなる。
ゴロンとニッセンのカタログを眺めてると、つまらなくてウトウト。。。
気が付くと咲ちんがお尻にいる。
あれ?私の事嫌いじゃないの?
降ろそうするとしがみつく、でも手を見ると威嚇魔王になってる。
判らん子だわと思っていると気が付いた。
手は嫌いだけど側に居たい、手が見えない場所でくつろぎたい。
そんな場所が私の下半身だった(笑)
現在は手乗りじゃなくて足乗りインコになってる。
立つと足に咲ちんが乗ってる。
笑えるけど、歩きにくいのであった。

2001/10/06(土)  手乗りに復帰か?
今日の咲ちんはベタベタっ子だった。
手を見ても逃げない威嚇しない、撫でて〜・・・
気まぐれだからいつまでこの態度でいるかな?(笑)

強制給餌をするとお腹が膨れる事を理解したらしい。
お腹が空くとチューブへ近づき私を見てチューブの先をレロレロしていた。
訴えてるつもりらしいがどうみてもそのうにはまだ入ってるんですが。
小腹減ったと訴えられてもねぇ。
強制給餌はオヤツにならないのよ。
急に元気になってきたし、体重も250グラムになった。
5グラムしか増えてないけど増加したから良しとしよう。

2001/10/08(月)  軟便なので・・・
先日、咲ちんの強制給餌を夫に見せた。
自分には絶対出来ないと引いていた。フン。

世話する者からすると、飲み込めない状態だったのが強制給餌を行う事によりそのうへ
直接与えることが出来、確実に食事量が把握できる。
食事に関する不安から解放されて心理的に楽なった。
フンは相変わらず黄色い・・強肝剤入ってるけど多分効かないのかな。
軟便なのでプっとフンをすると飛ぶ飛ぶ・・・ローリーか?(笑)

2001/10/09(火)  夜中の怪音
就寝中にドタっと音がした。
はっと目が覚める!?一体何の音??
ケージを見ると咲ちんが止まり木から落ちてた。
う・・動くかな?モゴモゴ行動開始。
おいおい、心配させないでよ〜。
止まり木で寝たとこ確認して自分も寝る。
・・・・・ドタっ。
また落ちた。
ドキドキしながら覗くと今度は目が合った。
再び寝たとこ確認して自分が寝ようとするが眠れない
眠れぬ夜だった(泣)

室温が25℃では寒いらしいので30℃にした。
帰宅後部屋に入ると快適そうにしていた。
しかしこの部屋暑いっ!

2001/10/10(水)  給餌回数UPだわ
今日は咲ちんの診察日。また雨だわ・・・
強制給餌は大丈夫?と聞かれたので、おかげさまで順調ですと答える。
あぁぁっ!クチバシが無い!、あっそうだった取れました。
血が出なかった?、出ませんでしたし変化もありません。
もうクチバシ死んでいたし、細菌の温床になるかもしれなかったので
逆に良かったかなだそうだ。
触診で肉付きが減ったねと診断される。
確かにこの1週間で増えたのは10g・・それだって多分増量した餌の量。
給餌の回数増やしても良いとなったので回数UPだわ。
軟便過ぎなので水分量を減らす事に、シリンジで吸引するのに力が要るじゃん。
ここ1週間の様子を適当に話して診察終わり。
もう開き直りつつある私とは対照的に担当医は最近暗い。
暗いのが移りそうだ、というか暗い菌を感染して診察室を出る(笑)
今回、基本的に使い捨てのシリンジを数回使用するのはヤダと駄々をこね、
前回より多めにシリンジをGET出来た。

ここの病院のアニテクの女の子は可愛くて好き♪
いつも一人で色々こなしてる・・・立派だわ。

2001/10/11(木)  フンギリが悪い
咲ちんは強制給餌を始めてからペレットに興味を無くしていたが、
久々に口にしていた。
お水も飲んでいなかったのが舐めていた。
よく見ると口の中の状態が良くなってきてる様子。
今まで、無くなった下クチバシに溜まっていた死亡ケラチン細胞が
悪さをしていたのだろうか。
なかなかフンの状態が良くならない。
軟便だけならともかくネバネバとキレが悪いフンが気になる。

2001/10/12(金)  体重減少中
咲ちんは給餌の回数UPで体重UPを図っているのに減ってるのですが・・
給餌が終わると少々吐いてしまうのと、口から分泌液が多く出る。
私が口元を拭こうとすると嫌がるけど、私の身体で拭き拭きする。
おかげで自宅用の服は小汚い。
ピンポン鳴っても誰も会いたくないのでと居留守を使うが電話には出てしまい
居る事がバレてしまう、今日この頃。

2001/10/13(土)  弱弱しい・・・
咲ちんのフンの状態が変った。
尿酸の部分が真っ黄色だったけど、実の部分まで真っ黄色に変色してる。
良い傾向ではないかな。
足の握る力も弱弱しい。
バランス感覚も鈍ってる。
体臭にも変化が出てる。
幸いまだ食欲があるのか強制給餌は喜んでるから救われる。

2001/10/14(日)  最後
今朝8時21分より容態急変後、10時30分に息を引き取りました。

朝6時半に起き、いつものように7時半に給餌、吐き戻しの量が多いのと
フンの色が気になり病院へ連れて行こうか考えるが、まだ時間あるため
普段と変らず私の太もも上で遊ばし、場所を移動しようと手に乗せた途端に
ぐったりとし始める。
その後約2時間ずっと身体をさすりつつ名前を呼び続けました。
何度か顔を上げましたがどこか遠くを見てました。
数回どこにそんな力があったのかと不思議なくらい羽ばたき、
最後は上を向き力強く羽ばたきながら逝きました。

彼女に出会えたことと最後に立ち会えた事を神に感謝致します。
今日まで咲のことを気にかけて下さった皆様に心より御礼申し上げます。

ウチに来てから1年と5ヶ月、結局3才になれず逝ってしまった。
発覚から覚悟はしていたけど、やはりいなくなると寂しくて涙が浮かんでしまった。
でも、あのウイルスに冒された身体から解放されたと思うと喜んであげなくてはと
考えを改める事にした。
咲ちん、今までありがとう。そしてさようなら。